−全国技能グランプリ・愛知−
和裁職種会場:愛知県国際展示場 : Aichi Sky Expo
参加 6名
愛知県常滑市の中部国際空港のある人口島セントレアにおいて、第31回全国技能グランプリが開催されました。
当工房の和裁士(荒木啓衣)がエントリー、見事優勝し厚生労働大臣賞に輝きました。
全職種入賞者一覧 全職種優勝者一覧
会場の愛知県国際展示場入口正面 |
和裁職種の競技会場 |
全国技能グランプリとは・・・
(技能グランプリは、熟練技能者が技能の日本一を競い合う大会で、出場する選手は、当該職種について、特級、1級及び単一等級の技能検定に合格した技能士であり、例えば1級技能士ともなれば、職業訓練指導員免許を持っている場合でも1年以上、実務経験のみの場合は7年以上の実務を経験した熟練技能者です。
技能五輪全国大会が青年技能者(原則23歳以下)を対象とした技能競技会であるのに対し、技能グランプリは年齢に関係なく、熟練技能を競う文字通り全国規模の技能競技大会であり、中央職業能力開発協会と社団法人全国技能士会連合会との共催により開催しています。
尚、大会の優勝者には、内閣総理大臣賞、厚生労働大臣賞などが贈られます。
今年の全国技能グランプリは・・・
コロナ禍で、私たちもどうなることやらと、気をもみましたが、完全無観客、開会式、閉会式ともにライブ中継、競技の様子も、すべてライブ中継となり、開催の運びとなりました。
しかも、会場入り出来るのは、選手と大会運営スタッフ以外は、事前登録し、2週間の検温体調記録を提出した1名のみといった、念の入りようでした。
選手の数もとても少なく、和裁職種に至っては、当初の10名から、たったの6名になってしまいました。
前回の神戸大会の30名からしても、隔世の感があります。
全国の和裁業者や学校、個人を問わず、しのぎを削る大会です。
当工房でも、今回のエントリーに向けて、全員で力を合わせて励んできました。
優勝の荒木啓衣は、昨年(令和2年)の第58回技能五輪全国大会でも優勝しています。
そのうえ、平成30年に行われました、第63回全国和裁技術コンクールでも優勝し、史上初の和裁での三冠を獲得しました。
それだけに、感激もひとしおです。
第31回全国技能グランプリの概要
競技については愛知県国際展示場、関西職業能力開発促進センターほか
会場の愛知県国際展示場 | 競技風景 |
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当工房では・・・
後進の育成、縫製技術の向上、社員教育の一環として、いろいろなコンテストへの出場を積極的に進めています。
全国技能グランプリでは、昨年の神戸大会での 生田ちひろの優勝に続いて、今回で5度目の優勝になります。
過去の実績は、こちら・・・。
競技前の注意点の説明 | 前回の神戸大会で優勝した当工房の和裁士 生田ちひろの優勝作品が展示されています |
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国家検定・ 1級和裁技能士 |
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